灘中学校2014年算数1日目第2問

文章題 平均 上限チェック・下限チェック
 5つの異なる偶数があります。この5つの数の平均は61.6、最も大きいものを除いた4つの数の平均は60.5、最も小さいものを除いた4つの数の平均は63です。この5つの偶数の中で2番目に小さいものは[ ]です。

最も大きいものは
  61.6×5-60.5×4 ←5つの数の和から、最大のものを除いた4つの数の和を引きました。
 =308-242
 =66
で、最も小さいものは
  61.6×5-63×4 ←5つの数の和から、最小のものを除いた4つの数の和を引きました。
 =308-252
 =56
となり、残り3つの数の和は
  308-(66+56)
 =186
となります。
そのうち最大のもの(5つの偶数のうち2番目に大きいもの)は
  186/3 ←3つの数のうち最大のものが3つの数の平均より大きくなるのは当たり前のことですね。
 =62より
大きく、66より小さい偶数となるから、64となります。
残り2つの数の和は
  186-64
 =122
となり、そのうち大きいほうは
  122/2 ←2つの数のうち大きいほうが2つの数の平均より大きくなるのは当たり前のことですね。
 =61
より大きく、64より小さい偶数となるから、62となり、残りの数(5つの数の中で2番目に小さいもの)は
  122-62
 =60
となります。

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