西大和学園中学校2023年東京・東海・岡山会場算数第2問(2)

平面図形 角度 相似 二等辺三角形
 三角形ABCは正三角形、三角形ACDは辺ADの長さと辺CDの長さが等しい直角二等辺三角形です。辺ABの真ん中の点をEとして、EとDを結びます。このとき、∠アの大きさは[ ]°です。
西大和学園中学校2023年東京・東海・岡山会場算数第2問(2)(問題)の図

正三角形と直角二等辺三角形を組み合わせた図形から、正三角形と正方形を組み合わせた有名図形がイメージできれば、解くのに30秒もかからないでしょう。 ←算数オリンピックや西大和学園中学校などで過去に同種の問題が出されています。西大和学園中学校の過去の問題では、かなり不正確な図が与えられて答えが推測できないようになっていましたが、今回の問題では正確な図が与えられていたため答えがすぐに推測できた受験生もかなりいたでしょうね。
西大和学園中学校2023年東京・東海・岡山会場算数第2問(2)(解答・解説)の図
真ん中の点に着目して図のように補助線BFを引くと、辺EDと辺BFが平行なピラミッド相似が登場します。
平行線における同位角は等しいから、角AEDの大きさと角ABFの大きさが等しくなります。
ここで、三角形BCFは角Cを頂角とする二等辺三角形だから、角CBFの大きさは(180-90-60)/2=15°となり、角ABFの大きさは60-15=45°となります。
したがって、角BED(ア)の大きさは180-45=135°となります。

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