洛南高校附属中学校2023年算数第2問(2)

数の性質 9の倍数判定法 4の倍数判定法
 36の倍数で、位の数に2、8をふくむ4けたの整数のうち、一番小さい数は[ウ]で、一番大きい数は[エ]です。

36=9×4だから、9の倍数で、しかも4の倍数のものを考えることになります。
(一番小さい数について)
まず、9の倍数という条件(各位の数の和が9の倍数)について考えます。
最高位である千の位にできるだけ小さい数1を使いたいので、1を含むものを考えます。
2+8+1=11で、各位の数の和が9の倍数となることから、残り1つの数は9×2-11=7となります。
次に、一番小さいという条件と4の倍数という条件(下2桁が4の倍数(00も含みます))をあわせて考えます。
1の次に小さい数である2を百の位に使うと、残り2数の7と8を下2桁に使うことになりますが、この2数で2桁の4の倍数を作ることはできません。
そこで、2の次に小さい7を百の位に使うと、残り2数の2と8を下2桁に使うことになりますが、この2数で2桁の4の倍数28を作ることができるので、答えは1728となります。
(一番大きい数について)
まず、9の倍数という条件について考えます。
最高位である千の位にできるだけ大きい数9を使いたいので、9を含むものを考えます。
2+8+9=19で、各位の数の和が9の倍数となることから、残り1つの数は9×3-19=8となります。
次に、一番大きいという条件と4の倍数という条件をあわせて考えます。
9の次に大きい数である8を百の位に使うと、残り2数の2と8を下2桁に使うことになりますが、この2数で2桁の4の倍数28を作ることができるので、答えは9828となります。

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