西大和学園中学校2022年東京・東海・岡山会場算数第1問(2)
- 平面図形 角度 直角三角形 二等辺三角形 平行線 合同
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下の図のような、ABとBCの長さが等しく、ABとCDが平行である四角形ABCDがあります。図のようにAHと直線BCが垂直になるように、直線BC上に点Hをとると、CDの長さがBHの長さの2倍になりました。アの角の大きさは[ ]度です。
平行線の同位角は等しいから、図の〇をつけた角度は等しくなります。
この等しい角度とAB=BCの条件を活かすため、BからCDに垂直な線BEを引きます。
三角形ABHと三角形BCEは合同となります。
また、CD=BH×2だから、Eは辺CDの真ん中の点となります。
辺の真ん中の点から垂直な線が出ているので、二等辺三角形を作り出すため2点BとDを結びます。
結局、三角形BADも二等辺三角形となりますね。
辺CDを延長したとき、角ADFの大きさは180-122=58°となり、平行線の錯角は等しいから、角BADの大きさも58°となります。 ←平行線の同傍内角の和が180°であることを利用すれは辺を延長する必要はありません。
角BDCの大きさ(〇の角の大きさとなりますね)は122-58=64°となるから、アの角の大きさは180-64=116°となります。