立命館中学校2023年前期算数第2問(2)
- 場合の数 順列 25の倍数判定法
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[0]、[1]、[2]、[5]、[7]の数字が書かれた5枚のカードがあります。このうち4枚のカードを並べて4桁(けた)の整数を作るとき、25の倍数は何通りできるか答えなさい。
25の倍数判定法を利用します。
4の倍数判定法を丸暗記しているだけであれば、25の倍数判定法は知りませんと言ってあきらめることになるでしょうが、4の倍数判定法の成り立ちをきちんと理解していれば、下2桁が25の倍数(00も含みます)の整数が25の倍数となることがすぐにわかるでしょう。 ←4×25=100だから、百の位以上の部分は25で割り切れるからです。
下2桁としてありうるもので、4桁の整数を分類して場合の数を求めます。
□△25・・・□は0以外の2通りあり、そのそれぞれに対して、△は残りの数の2通りあるから、全部で2×2=4通りあります。
□△50・・・□は32通りあり、そのそれぞれに対して、△は残りの数の2通りあるから、全部で3×2=6通りあります。
□△75・・・□△25同様、4通りあります。 ←条件の対等性を利用して作業を減らす!
したがって、25の倍数は全部で4+6+4=14通りあります。